ReVolver/C40は視線生成ステージ、ピクセル値計算ステージ、シェーディングステージ の3つのステージと、それらをまとめてシステム全体の制御を行うシステムコントロール ユニットで構成されている。
現在ReVolver/C40はそのサブセットが動作している。 そこで、そのサブセットを用いてReVolver/C40の性能評価を行った。
その結果、画面生成速度はピクセル値計算ステージのスピードに依存することが わかり、ボリューム空間の大きさを512^3voxel、フレームの大きさを512^2pixel、 ピクセル値計算ステージのプロセッサ台数を512台としたときに、システム周波数 25MHzで1.16frames/sという結果になった。また視線生成ステージはフレームの 大きさを512^2pixelとしたときに、システム周波数25MHzで2.21frames/s、 シェーディングステージは先ほどと同様の条件で1.55frames/sの性能をもってい ることがわかった。これらのスピードはピクセル値計算ステージ内および 各ステージ間の通信方式を改良することによって速くすることが可能である。